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2007年2月 2日 (金)

PALOPO現場の仕事開始(7)■ By 南果

◆現場では、早速 (Dengan Segera)、 片言の
インドネシア語で笑いながら仕事を教える人も
居れば、年配の人は日本語のみ (Cuma) で仕事の
指示をしている人もいる。

◆現場の仕事は相手が熱心 (Rajin) であれば、
それでも通じるものだと感心して見ていました。

◆事件です。毎朝水浴の為の水を消防車
(MPK=Mobil pe-madam ke-bakar-an)で運んで
貰って居ましたが、今朝は出勤時間が過ぎても
消防車が来ません。



◆私は考えました。朝の水浴(Mandi)は
インドネシア人に取って大事な事で、
これが出来ないと仕事はおろか、1日が始まらない
(Tidak Mulai) と言うものです。彼らは解って
(mengarti) 呉れる筈。

◆このPALOPOは奥地 (Tanah Ujung) で全てに
不便 (Tidak Praktis) な所です。
不便ですから事がスムースに運ばない事も承知
していますす。

が、良いや良いや事を済ましてしまうと、今後も
全ての約束 (per-janji-an) が好い加減に成って
しまう。

◆我々日本人に取って約束事は大事である。履行
(pe-laksana-an) すべきものは履行する事が
我々とイ国側が今後も良好な関係を維持していける
最低線である。

◆以上を胸にして現場のスタッフに伝えました。
「約束の給水車が来ない、我々の権利であるMandi
無しで仕事には就けない。依って本日は日本人に
とっての休日とする」。

◆スタッフは軍隊の電話を使ってマカッサルの
S氏に連絡を取ったのでしょう、翌早朝S氏が
やって来ました。

◆曰く、「これはどうした事か」、「この国で
禁止されているストライキをやるのか?」

◆応えて「我々は日本国の指示で此処に来ている、
決められた約束が守られなければ、侮辱を受けた
事に成り、仕事の続行は出来ない」。

◆彼は暫く嫌な顔をしていたが、「我々の手配
(per-siap-an) が悪かった、直ぐに給水させる」
と言って帰っていった。

◆直ぐに車が来て、Mandiし仕事場へ向かう。
現場に居る労働者は、ニコニコ、ニヤニヤ。

◆1日の仕事が終わり、宿舎で夕食、イ国側から
私共宿舎用にジープが1台与えられていたので、
コックさんは毎日ボーイを連れて町の市場(Pasar)
へ買い物、なかなか結構な夕食だ。

◆食後、S氏の宿舎を訪ねると、結婚式 (Upacara
per-nikah-an) へ出席の為出掛けたとの事、
場所を聞いてその場へ。

◆S氏はにこやかな顔で最前列中央に座っている。
式場関係者に頼んでS氏の隣に椅子 (Kursi) を
置かせ、座るなり隣のS氏と握手する。彼も応えて
ニッコリ。

◆その場で何を話したのか記憶 (ingat-an) に無い。
以降は友好 (per-sahabat-an)がより深くなった様でした。

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コメント

私は南果さんの態度を見て感銘しました。日本人は世界に出ると、へらへら笑っていて言葉(英語)もしゃべれず、威厳がないと思います。昔にソニーの盛田昭夫(ソニー創業者)さんと石原東京都知事が「No!と言える日本」と言う本を書かれていましたが、それくらいの気概が必要です。別に何がなんでもNoでなくてもいい訳ですが、筋を通して言うべきは言うとうことをしないと、日本(日本人)は国際社会では馬鹿にされてやっていけないと思います。その正論を言える人は、相手からも信頼され尊敬され人間として対等に渡りあえると思います。私がグローバル・シーという会社を設立し、そのミッションステートメントとして、「世界に通用する日本人・企業をサポートするコンサルティング会社」を目指していますが、正にそのあたりが日本人(日本企業)に欠けていると感じていたからです。発音が悪かったり、文法が間違っていても、黙っていずに「言うべきことを言う」というのが、国際社会での基本であると思います。

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